生野 志帆

Shono Shiho
生野 志帆
【ミッション】獣害対策プランナー
【所属】ブランド推進課 / 地域振興係
【着任】2025年 8月
【活動拠点】うきは市民センター
【出身地】山口県
【前職】飲食
【スキル・資格】訪問介護員2級、ワープロ検定準2級、電卓計算能力検定2級
※農業簿記3級・狩猟免許勉強中
自己紹介
山口県で高校卒業後、福岡市の音楽関係の専門学校入学。営業、販売、飲食など10年経験し、2023年からオーストラリアのゴールドコーストにてワーキングホリデーに2年ほど生活。そこで8か月ほどFarmを経験して果樹農家になりたいという夢ができ帰国。卒業後はキウイとぶどうで新規就農予定。
活動概要
獣害対策
うきは市の鳥獣害被害対策を主なミッションとしています。鳥獣害対策としては「捕獲・防御・環境整備」の3本柱を基本に、活動していくつもりです。
いまは現場の全体的な流れを知るために、仕掛けた罠の見回りや捕獲現場に同行したり、ジビエ加工施設「ウキナナ」で捕獲した獣害を解体し、ミンチにしてジビエバーグ肉やペットフード用のジャーキーに加工して、レストランや道の駅で卸せるように梱包作業をしたりしています。今後はジビエを活用したイベントを開催してみたり、廃棄物であるシカツノや皮を使ってジビエクラフトや皮をなめしてレザーを作成するなどのワークショップなどしていけたらなと思っています。
新規就農準備
「農を科学する基礎講座」という朝倉の農業スクールの先生の授業に参加し、有機栽培の基礎知識を習得中です。技術習得としては、キウイ農家さんやぶどう農家さんの下で研修中。
加工商品の実験ということで、収穫したキウイを瞬間冷凍して商品化できそうなのか長崎の業者さんと調整中です。
今後は、果樹の獣害対策&耕作放棄地整備スキルなども身に着けながら、卒業までには農地をレンタルし生産していきたいです。
里山保全
里山保全では主につづら棚田の管理など関わっています。「棚田まなび隊」というボランティア団体にも参加させていただき、棚田の管理のお手伝いをしています。
視察をして今後のうきはの課題である後継者問題の解決の糸口を見つけたり、棚田活性化のためになることを実践していきたいです。
また、美しい棚田の風景と農業の営みを未来へつなぐため、「棚田オーナー制度」を設けています。この制度では、オーナーになってくださった方へ、年4回うきはの農産物をお届けしています。私の活動スタートは、「稲の収穫祭」から参加しました。
棚田にランを植えて養蜂して「棚田ハニー」づくりを検討中。
活動記録
獣害対策
- 仕掛けた罠の見回り
- 箱・くくり罠設置同行
- 捕獲した獣害の止め刺し同行
- 捕獲した獣害の解体
- ジビエ肉に加工



里山保全
- 「棚田まなび隊」で竹の枝打ち、脱穀作業
- 彼岸花めぐり
- 収穫祭
- 棚田サミット(別府に視察)

